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カメ太

ニュースやアニメ、本、映画などについて書きます

辺境の老騎士はおじいちゃんが素敵

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 おじいちゃん騎士かっこいい。
こんな風に人生やり切って
天国行ってみたいなーと思います。

なろうの作品だけど
異世界転生にならない作品です。
別の星の話というだけあって
話づくりが丁寧だなーと感じます

バルド・ローエンは別の星で暮らしていたわけで
頭の中で考えたことは別世界の考え方。
海を見たことなくて旅をするのに馬を使おうとか
選択肢に入るあたりどんな考えをしてるのか
気になってました。

主人公の好きなところっていうと
自分の好きなように行動するところですね。

できる範囲でもめ事を解決しに行って
さっと去っていく
あーかっこいい。

旅する初日。
最初は領主が管理している領地の中で
いったことのない村に滞在。
ほんと適当。
気の向くままに歩いたり、目的があって旅したり
そのときの状況で自由に行動していきます。
主人公の考えだと美味しいご飯を糧に動いてるような節もある。
旅でもしないとその土地の名品にありつけないから
こんな自由に歩き回れるなんて天国なんでしょう。

設定で興味を惹かれたところ

大障壁っていう壁があることかな。
進撃の巨人と違うのは壁の広さと
切れ目が開いていること
危険な魔物が入ってこないような
壁になっているんだけど隙間がある。
なんでそんな欠陥があるんだいと文句も言いたくなる。
天然に出来たものなのか人工物なのか、
壁の話が解き明かされる物語後半まで
どんな秘密があるのかワクワクできました。

キャラクターたちが生き生きしてる
それぞれ好きなキャラクターっているzyないですか
みんながみんな誰が好きかしゃべるだけで1日潰せそう。
頑張って生きてる人たちのことが書かれていて
楽しいよ。

謎も数多くあって、途中で紐解かれていくのが魅力的

キャラクターの好きなところ

 バルド・ローエン

老騎士で体力が衰え気味なところ。
それでもだ1話のときにならずものを前にして大立ち回りをできるあたり
なかなかの身体能力があります。老いても動けているんで全盛期は恐ろしかったろ。バルドのいた領地は魔物の活動が活発な地域だから必然、騎士の腕前が高いものが生き残っていくみたい。実力があって、命の大切さを知ってる。このおじいちゃん絶対若い頃モテたろって思うのになぜだか独身。理由は意中の女性に誓いを立てただの言ってたけどそれ以外のも慕われてたのにもったいない。船長がいうには彼の一族は子供をなかなか作りたがらないんだとか。伴侶はいなくても親友と呼べるお友達はたくさんいていつも楽しげに活動してるから読んでて飽きない。人間だけじゃなくて異種族でも仲良くなれて旅で困った時に手助けしてもらってた。

無駄な争いの回避のためにたっびに出るあたりが好き

カーズ・ローエン

意志が固い男の人。
バルドへ忠誠を誓っていてまじめです。
一度竜人に機械でバルドに襲わるウソ情報を
植え付けられた時はベロをかみちぎってしまいました。
爭って勝つのも嫌だし、斬らせたくもなかったんでしょう。
それまでも無口キャラだったけど
舌が無くなってますますしゃべらなくなりました。
思い切った行動をするのでずいぶんとバルドのこと好きなんだと思います。
名前が変わる前は亡国でそこそこの地位を築いていて
剣の腕前はバルド以上。
物語の当初から腕の立つキャラクターで仲間を助けています。
とくに助け得られたのはドリアテッサかな。
剣の技術を磨かせるために練習台になってやって
教えていってた。
しゃべらずにやるものだから、真意が伝わらず読者から見ると
もーしゃべればいいのにとやきもきしてました。
寡黙なキャラクター。

ゴドン・ザルコス
老いることもなく人を守ってお亡くなりに。
人民の騎士であるバルドに憧れてたんだし
満足の一生でしょう。
カーズと違ってしゃべるしゃべる。
ほとんどバルドをほめるために使ってたけど
おしゃべり好きなんだろう。
明るい性格の中でも匂う老婆や老爺を刑罰してた辺り
驚いた。なんで貴重なご飯を大盤振る舞いするのかと
憤ってたけどそれなりに接してたみたい。
全然わからなかった。そういえば会話はバルド中心で
彼らに話しかけたりしてなかったなあ。
それを後悔するあたり、根はいい人だったんだろう。
領民のために精一杯かつどうしてるところが好き。

・ジュルチャガ
身軽な男でバルドの荷物を盗んだことがある。
本来縛り首にされるところを見事に逃げだしてから
一国の王様になる。
いやー、泥棒の過去は名前を変えて精算してるけど
とびぬけた出世しすぎ。
大泥棒が育ての親だったっていう育ちや
バルドに喧嘩売ってちゃんと生き残るって
珍しい。
人の気配に敏感で、察しがいい。
道に迷わず、本来なら何日もかかるような旅路でも
ジュルチャガなら大幅に短縮できる。
死ぬほんの少し前まで旅ができたのが嬉しかったなあ

怖い一面

2回目読んでみました
改めてよむと人生運の要素強いなあと思う小説です。
老人の騎士が活躍する話なんでおじいちゃんかっこいいなあと思っただけなんですが
2回目読むと感想がまた違ってきます。

結構理不尽な理由で人が亡くなってるんですよね。
バルドローエンの輝いた人生のすごさがわかる。

同じように運がいいのは宿屋の主人の娘さん
この娘さんはとても運がいい。
バルドが止まった店で悪い環境にあった街を旅立とうとした日に悪漢に襲われても運良く助けられる。
バルドが魔物に襲われていた砦を救ったところ、娘の婚約者がいた。

どれが欠けても安定して生きるのは難しい。本人の努力でどうにもならんことばかりです。
1度救われたときの悪漢は街の権力者で逆らうと育て親に迷惑がかかるから従うしかない。
2度目は自分がどうあがいたって無理な問題。
だからこそ、最後に出会った時にバルドにとても感謝してるいい子なんです。
こんなラッキーな人生うらやましい。

反対にめっちゃ不幸なのが老婆や老人にしか見えない子供たちの苦労話。
領主が圧政をしていた犠牲者の子どもで仇討ちをして死亡。最後の晩餐にご飯をバルドにおごってもらったのにお礼を言ってなくなる。

領主が圧政をしたせいで苦しい生活を強いられた子供たちが家をなくして山中で生活してたんです。
周りからは気味悪がられて人助けをしても避けられるという報われなさ。
あんまりにもあんまりなのでバルドにご飯をおごってもらっていました。
次の日になると領主に子供たちが相打ちでかたき討ちを果たして終了。

もっと報われていいだろうに、あっという間に亡くなってしまいます。
この話、短い話なのに人気なんです。
3兄弟が家もなくて山の中で暮らすのがどんだけ大変か。
冬場なんて食料ないだろうにひもじい思いしまくったんだろうなあ。
原因が領主のせいですからどうしようもない。

こういう話が老騎士だとありふれています。
物語中でかわいそうな人たちってほかにもいて、無実になっていいはずなのに裁かれちゃってる人たちもいました。
人の心を操れる人種がいて、国内で余計なことばっかり人にさせてるんです。
領主への謀反を起こしたり、皇国を操ったり。
人の心を操られていた場合に犯罪を犯してるのに法律だと許されないっていうのがかわいそうでした。
偉い立場の人になると操られていて、陛下に刃をもってせまったのに、幽閉だけですまされたりとこれまた理不尽

心を操られてるとかそんなときでも立場によって助かったり、助からなかったりしてます。
優遇されるっていっても王様の妻とか、国を救った英雄とかめったになれない立場のとき。
英雄が救われた一方で、皇帝のおかしな命令書を書いた人たちは文書偽造になって斬首されたりするんですから素直に喜びづらい。
たとえ、命令書に抗議したところで皇帝に逆らうと死。従った場合でも死。
いいことねえなああ。

 亡くなり方が選べないのは現実と一緒
現実で理想的な亡くなり方って難しい。
ニュース見てると交通事故やら事件で死んじゃうとかね。
そういうのでなく、
働きづめで30だいでぽっくりとか
がんとかどうしようもない病気
10代の頃でも同級生で亡くなってるのいるもの。

だから死ぬまでに精一杯生きるんだ! っていうやる気、わいてこねえ。
小説だとバルドおじいちゃん、ごはん大好き! が行動原理だからこういうの見習いたいわ
毎日ブログ書くの楽しい! で生きてれば楽しめる。

貧乏生活でも毎日楽しいって思えれば幸せかな。


それにしてもおじいちゃん、旅好きですねえ。
死に場所を求めてさまようおじいちゃんは
最期どうなるのか。

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