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カメ太

ニュースやアニメ、本、映画などについて書きます

童話の主役がおじさんだったら?「桃太郎」

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 むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがおりました。
おばあさんはどんぶらこっこ、どんぶらこっこと川下りをします。
おじいさんはスキップをしながらやまをのぼっていきました。

 


おじいさんがまきを拾って帰ってきたらなんとびっくり、
おばあさんが包丁をおじさんにつきたてているじゃありませんか。

「うわきしてんじゃねえよ、おばあさん」

ぶはぁ、とふきだす入れ歯を牛若丸のような軽やかさでよけるおばあさま。
入れ歯はぽとりとおじさんの胸に。

 「おんぎゃああああああああああああ」

おじいさまは腰を抜かしてしまいました。
30をこえようというおじさんが赤子のように泣き出したのです。
冷静になってみると桃がそこら中に散らばっていることに気づくおじいさん。

「ももから生まれたんか!」

おじさんは桃太郎となづけられて、
すくすくとそだちます。
近所のら犬をてなづけ、野山でサルとキジをみつけて
ペットにしたいといってきました。

無職のおじさんを養うのに家計は火の車。
おじいさんとおばあさんのうちから出ていくようにいわれます。

「わかった、お金を稼げばいいんだね」

悟りを開いたおじさんは街を駆け巡り、鬼を退治すれば
お金をもらえるとききました。

 「かねもうけだあああああああああああああああ」

喜び勇んでペット3匹を引き連れて鬼退治。
暴れまわっても鬼にかないません。
いぬ、きじ、さるはおじさんを押さえつけて
ごめんなさいをしました。

鬼は、

 「なんだ、おじさん?金が欲しいのか、貸してやるよ」

いぬ、さる、きじはひっしでおじさんに危険を知らせます。
が、
鬼の説得におじさんは
「返せばいいだけだろ?」

といって聞きはしません。
白紙の紙にサインをしてお金を借りました。

「おじいさん、おばあさんお金を借りてきた!」

おじさんの話を詳しく聞くと
おじいさんとおばあさんは恐怖に震えます。

 「は、白紙の紙にサインをした? おま、金額をみたのかい」
 「なんで?」
 「いーーーーーーーーーやーーーーーーーーーーーーーーー」

 おじいさんは、結婚初夜以来のおばあさんの叫び声になにもできません。
膝から崩れ落ちるように倒れます。いち、に、さん。畳の目を数える遊びを始めます。
おじさんは、ここではじめてペット3匹がいないことに気づきます。

 

 「いぬ、さる、きじ。どこだい、どこにいったんだ」
 おじさんが街を書けて浜辺に出ると、ぼろぼろになったペットの姿が。

いぬ、さる、きじがほこらしげに
あのおじさんのサイン入りの白い紙をもってます。

 「どうして、こんな紙切れを」

わめくおじさんを冷めた目で見るペットたち。
おじいさんとおばあさんのもとに駆け寄って

 「俺らを飼ってくれないなら、鬼にこれをやるぞ! ふひひひひひ」

と脅します。
おじさんが追いついてくる頃には
おじいさんとおばあさんは泣きながらペットたちにお礼を言いました。

こおうして、ペット3匹と過ごすことをゆめみたおじさんは
無事にずーっと一緒にいられたのでした。

 ちゃんちゃん♪







以上、童話の主役がおじさんだったら? 桃太郎編終了します。