カメ

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オーストラリア の旅行で注意された文化の違い以上に衝撃的だったこと 

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海外旅行、言ったことありますか?
オーストラリアなら行ったことあります。
格安パックのジェットスターだったかな。
明細はよく覚えていないんだけど30万くらいだったと思う。

ホームスティに行くとあっていろいろ調べました。
オーストラリアは日本と逆の季節だから衣服を今いる季節と逆にすること。
女の子はスカートで歩かないようにしよう。
旅の基本や病気になった時の伝え方。
文化の違いがあるんだから受け入れるようにしようと学校の先生が言ってたっけなあ。
ホームスティ先に甘えきって起こしてもらっちゃだめだよとか。
目覚まし時計を用意していったものだわ。

ホームスティ先のことだ、文化の違いに衝撃を受けたのは。
初めで迎えてくれたのは一家の大黒柱のお母さん。
夫と死別。
お金稼ぎにホームスティはなかなかいいんだとか。
「家を案内する」
シンプルな言葉についていって台所、居間、一階、二階と進んでいった。
カメ太が泊まるのは2階の奥。
注意事項としてお風呂に長く入らないこと。オーストラリアは水が貴重なので水道代が高い。夜に入るととても高い料金を払わされるんだとか。

「で、ここがトイレね。鍵はないから
え・・・・・・? 鍵がない。確かにそういった。オーストラリアのジョークかな。
異文化交流て素敵ーと思ったら
ほんとに鍵がなかった。
トイレのカギがないから閉まらないんだ。
「だから、入るときにノックしてね? ふふ」
おおおおおおおお。
意味がわからなかった。

鍵がぶっ壊れるって何をしたんだろうか。じーっと手のひらの位置とドアを見比べてみればかすかに跡がどあについていた。取り外した跡だ。ちょっと上下に傷がついているのは上に下にカタカタやった? 思いつくのは2通り。トイレに入ったところで鍵が故障、仕方なく外した。だが直さない理由がわからない。留学生か自分の子どもがトイレに籠城。立てこもったために鍵をつけないことにした。これならつけないか。
なぜ? とたずねても明確にこたえてもらえなかった。外国の人って思ったことをポンポンいうんじゃないの。オーストラリア人のイメージが日本人と重なってしまった瞬間だ。まぁ、聞いても鍵がない事実は変わらないわけで。我慢するしかないんだ。

そしてカメ太は

早起きになった。2時、3時起きである。
断言していい、カメ太がノックの習慣を身に着けることはない。
なにせトイレにいくときはとても焦っている。
一度ドアをガチャガチャ言わせて入っていたら諦める。
そういう家庭だった。
別に普通だと思う。

しかし、この家でそれをやるのはまずい。
なにせ、見てしまう。
入っていたら非常に気まずい。

だからとても早起きになった。
意地でも見るわけにはいかないし、見せたくもない。
私は男だが、羞恥心はあるのだよ!

1月の滞在中、目覚まし時計が鳴ることはなかった。
かわりにホームスティ先のお母さんに一度怒られた。
「いつまで起きてんの!」
ちがう、違うんだよホストマザー。
私は寝ていないのではない、今起きたんだ。
実は起きてから電気をつけっぱなしにしていたんだが
それを見て誤解したらしい。

それからは電気をつけないことにした。
真っ暗闇でスマホもいじらずぼけーっとする。
ざっくり5時間ほど。
とても心安らぐ時間だった。
ぼおおおおおおおおお
とか怪鳥の声が聞こえても驚かないくらいに心は鍛えられていた。

毎朝トイレをするときに誰か入ってきたらどうしようと恐怖するのに比べたら何ともない。わっていわなきゃ。わって。すたああああああああぷ とか叫ばなきゃと。なんども脳内シミュレーションをしていた。

家の中でトイレをするタイミングはこれっきり。
後のトイレはすべて学校で済ませた
一日2回しかトイレに行ってないんじゃなかろうか。
土日は大変だったなぁ、ハハハ。
なんのきなしに近所の散策に出かけるといって大型ショッピングセンターで
トイレにかけこんでたわ。
ホストファミリーにはとても買い物好きの日本人少年に思われたことだろう。