カメ

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小説家になろうで書籍化するまでの流れ

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小説家になろうで書籍化されてるのは800作品ほど。
ここまで多いとは驚きました。
WEB小説が書籍化される流れ、他のサイトでもあるんで
相当この市場は大きいんでしょうね。

そこで気になるのが書籍化の流れです。
いったいどうやって皆さん書籍化してるんでしょうか。

1出版社から声をかけてもらうパターン。
人気作品に声をかける。この時はだいたい書籍の発売予定日の半年前。
いろんな作品に声をかけるんでしょうねえ。
なろうの人気ランキング累計トップを見るとほとんどの作品が
書籍化されています。例外は謙虚、堅実くらいかな。
なろうで累計トップ作品というのは
販売されれば売れる安全パイです。

累計は最近動きが少なくなりました。
なので1年間のトップとか、4半期でのトップ作品に
声がかかります。

メッセージが赤字でくるんでめっちゃわかりやすいですよ。
運営から出版社の方はこちらからご連絡くださいというのがあるので
そこから通して連絡が来るんでしょう。

普通のメッセージでくる場合もありますが
たいていは運営を通すかな。
以前は感想欄にあなたの書籍を-10万円いただきます。とかいって
出版するのにお金を要求する詐欺が横行していたことがあったんで
不信感が強いんです。
運営からのメールはこのまま運営に返信をしてもいいし、
出版社に連絡をしてもいいよといわれます。
注意事項として運営からメールが来ても自己責任だということ。
まあー、いたずらでそういうことやる人はそうそういないですけどね。
この時点で本当かどうか確かめるために出版社の住所を調べて
確認のお電話をするなりするのが普通です。

運営からのメッセージが真っ赤なのをしっている理由は、
注意されたことがあるからです><
書籍化作品の人は色がまた違うかもしれません。

作品の書籍化を受けると具体的な話へ
まず、この段階で「書籍化の打診きたあああああああああああ」
とかいう人はいません。
出版の打診が来ただけで今後の状況で出版されない可能性があること
出版社側から宣伝はだめよと口止めされるため。
破った人は見かけたことがないんで
確定されるまで誰にもわかりません。

せいぜい、更新が伸びるようになって
作者さんどうしたんですか?
とか心配するような感想が増えたりするかな。
ただたんに書けなくなった場合もあるんで
この辺は想像するしかないです。

書籍化作業でやっていること。
挿絵をきめます。
作者さんに決定権があり、
出版社がどの人がいいかきかれますね。
そこで絵を描いてもらって
どのキャラクターの絵がいいか判断。
なかには自分の好きな絵師に書いてもらって感激している方も
います。

つづいて、校正作業。
PDFで送るんですけど
赤字、ラインマーカーなどなどで文字の修正が入ります。
びっしりと入っているんで
直すのに結構かかる。

書いてはおくってを繰り返して
完成へ。
このあたりでトラブルがあって書籍にならないパターンがあります。

上手くいくと、

書籍化報告がくると大体1ヶ月くらいで
発売。
出版社によってダイジェスト化されるか
そのまま残るのかが決まります。

その後は本の売れ行きで増刷、続巻が決まっていきます。
1巻目はそれで終わってもいいようにきれいに終わるパターンが多いです。
たまにこれは売れる! と思ってくれると
上下巻とか、続きで終わりになってるのもありました。

つづいて税金の手続き
ここ詳しく書いている作家さんがいないんですよねー。
書籍化報告の後はだんまりです。
出版社側の人が詳しいんでじゃんじゃん聞いてみるといいでしょう。
本の確定申告ってどうやるの?
印税はどれくらい残しとかないとやばい?
みたいな。出版した作者さんが脱税で逮捕!とかなると
相当まずい状況になると思うんで熱心にやり方を教えてくれることでしょう。

失敗しない出版社選び

ひどいところ、あります。
たとえば表紙がど素人丸出しの絵になって
売れなさそうになるパターン。
書店で並んだ時の顔なのにねー。

出版社とトラブルになる。
レーベルによって作者の扱いが雑なのか、
作者が書籍化報告してお流れになるのがあるんです。
詳しく語らないのでなぜなのかはよくわからないのが残念。

なので、出版社は慎重に選ぶといいでしょう。
メッセージが着たらほかの書籍化作者さんにご相談。
相談したら相談に乗ってもらえることがあります。
同じレーベルの人なら特に話しやすいでしょう。

「今出版の話が来てるんですけど、○○」
気になる事の質問。
仕事と書籍化活動の執筆どうしました? とか
税金関係がよくわからないんですけどどうやりました?とか
出版社側のはなしだけでなく、当事者の話も聞いていくといいでしょう。
だれも前例がない出版社から来たとしても
話くらいは聞いてくれるんじゃないかなあと思います。

メッセージ機能は小説家になろうであるけれど
返事が遅れる時もあります。
TwitterのDMなんかだと結構早くお返事が来ます。
出版社の評判がよろしくないなら見送ったほうがいいかなあ。

1社来たってことはほかの出版社さんからも声がかかる可能性が高いですから。
複数の出版社から声がかかってるとうれしいでしょうねえ。
謙虚、堅実なんてかなりの出版社から声がかかっているはずです。

そうなると選ぶのは待遇の良さやら今後の展開。
アニメ化してほしいなーと思うんだったら
過去の作品でアニメ化したものがある出版社とか。
印税は8-10%で出版社によって違うんで、
10%のところを選ぶようにするとか。
いろいろ悩むところはあります。