カメ太

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ネクストライフは相野仁が戦略的に書いたライトノベル

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ネクストライフは相野仁さんという作者の書籍化したWEB小説がもとになっています。僕はそちらを読んでいたんですがここまでやるかっていうほどなろう読者の目線に立った作品です。

まず、毎日更新。
なろうだと連日のように作品が投稿されるので毎日更新しないと目立ちません。もちろん素晴らしい作品であればそのうち評価されてきますが、更新頻度が高くないと新着頁に乗ってもすぐに流されてしまいます。

つづいて、設定をなろうのテンプレに合わせる
なろうのテンプレっていうと異世界、主人公が努力せずに大活躍というもの。これを踏襲したうえでオリジナリティを出すとたくさん評価してもらえます。

ですが、オリジナリティーを出すっていうのが難しいんですよねえ。
自分なりに最強の主人公を書いたとしても周囲の反応が稚拙だと見る気をなくされるし、高度なことをやらせようとすると書くのが難しくなる。あと面白くないと読まれないからそれなりに山が必要、でも主人公は強いしの微妙なラインを責めていかないといけません。

そこを上手にやった!というのが以前語られていました。
初期の活動報告を見るとこんなんじゃだめだとか、これだと読者にそっぽを向かれるとか不安がっていた様子。日韓ランキング入りしてからも手を抜かずにやらないとちょっと流行った作品で終わってしまうから不安だったんでしょうね。

ヒーロー文庫から書籍化されるまでになったので十分面白い作品だと言えます。

主人公の魅力

マリウス=トゥーバンが主人公。
現世での名前は山田隆司。普通ですね。
マリウスとなってからは地震がやっていたゲームの世界に転生してとても戸惑っていました。賢者という人間の頃になかった能力に加えて魔法が使えるんだからそりゃあ驚きますよねえ。じかもゲームのプレイとは仕様、歴史がほんの少しずれているということが判明します

当初は自分の力が規格外なことに気づいておらず、転生したての状況確認と生活のために周辺のモンスターを刈り取り方で目立ってしまいました。賢者になる最大のきっかけはワイバーンという強い生き物が王様を襲った時に退治したことでしょう。そこから国賓になり、人を脅かす魔人から人を守っていきます。王様を助けたといってもあまりにも都合の良すぎる展開から間者を疑われ、監視対象としてみられていたというのは緊張感があっていいですよねえ。

マリウスは
強大な力を得たのに驕らずに人とっ接していくのがえらいですね。
出自不明という怪しさがあっても徐々に信頼されていきます。
国の兵士のために技術提供はするけれどやりすぎず、
徐々に人望を集めていきます。

やがてマリウスのいる国でいさかいが起きてしまったりと人間同士のもめごともありました。モンスターと戦うだけでなくて政治のやり取りであっても冷静に対処できる当たり賢者って頭いいんだなっと思います。

要所であらわれる魔人への対応
ここ好きだなーと思うのが魔人の能力がかなり違っていること。能力は人に化けることが出来たり、夜に特化した魔人だったり、魔術を完全にコピー出来たりとマリウスでもまずいんじゃないか?と思わせるものばかり。序盤の魔人に苦戦することはないんですがだんだんと敵が強くなっていくとそこそこ苦戦するようになっていきます。